40代、50代になってから、
「今まで平気だったことが、なぜかつい」
と感じる瞬間はありませんか。
大きなトラブルが起きたわけでもない。
むしろ、周りから見れば
「ちゃんとやっている人」に見えるかもしれません。
それなのに、心の中では
疲れが抜けなかったり
小さなことでイライラしたり、
理由のない虚しさが広がっていく。
この変化には、ちゃんとした理由があります。
我慢が必要だった時代を生きてきた
今の40〜50代女性は
「我慢できる人が評価される時代」を生きてきました。
家庭では
・空気を読む
・波風を立てない
・家族を優先する
職場では
・弱音を吐かない
・人の分まで背負う
・感情を抑える
それが「大人」「良い女性」だと
教えられてきた世代です。
だからあなたは
我慢をすることを
努力ではなく、当たり前の能力として身につけてきました。
我慢は、いつまでも使える武器ではない
問題は、我慢というやり方が悪いことではありません。
若い頃の我慢は
生活を守り、人間関係を円滑にし
自分を育てる力にもなりました。
でも、同じやり方を
何十年も使い続けると
心と体が少しずつ摩耗していきます。
40〜50代で起きる不調は
「我慢が限界を超えたサイン」であることが多いのです。
「もう頑張れない自分」を責めてしまう罠
ここで多くの人が
さらに自分を追い込みます。
「昔はもっと頑張れたのに」
「こんなことで疲れるなんて」
「私、甘えてるのかな」
でも、それは違います。
今のあなたが弱いのではなく
今までが無理をしすぎていただけ。
頑張れなくなったのではなく
もう無理を続けられなくなっただけなのです。
我慢の先にあるのは、必ずしも幸せではない
長年我慢を重ねてきた人ほど
「我慢すれば、いつか報われる」
と信じてきたかもしれません。
でも現実には
我慢の量と幸せの量は、比例しません。
むしろ
我慢が多い人生ほど
「自分が何を感じているのか」が
わからなくなってしまうことがあります。
これから必要なのは「耐える力」ではない
40〜50代から必要なのは
さらに耐える力を鍛えることではありません。
必要なのは
我慢しない選択を少しずつ許すこと。
・全部引き受けない
・すぐ返事をしない
・距離を取る
・決めないで保留にする
これらは逃げではなく
自分を守るための現実的な技術です。
人生の後半戦は、ルールが変わる
これまでの人生は
「周りに合わせることで成立していた」
部分が大きかったかもしれません。
でも人生の後半戦では
周りに合わせ続けるほど
自分がすり減っていきます。
だからこれからは
「我慢するかどうか」を
無意識ではなく、意識的に選ぶ。
それだけで
苦しさの質は大きく変わります。
最後に
40〜50代で我慢がしんどくなるのは
あなたがダメになったからではありません。
人生の使い方を切り替える時期に来ただけなのです。

