先日配信された電子書籍、週刊キャプロア出版第72号のテーマは『手帳』
このkindle書籍を作成するチャットの中で、ひろ子姉さんとなおこ姉さんが話題にしていた測量野帳を見て、おーっ!っと心の中で反応してしまった。
僕は工業高校の土木科卒なのです。卒業してしばらくは土木系の仕事をしていたので、久しぶりに聞く野帳の言葉に興奮(笑)
測量とはあまり関係なさそうな素敵なお姉さまが測量野帳を使うとは?!
と思ったら、この測量野帳というシンプルな手帳は、測量とはまったく関係のない一般の方々にも使われているのだとか。
この測量野帳とは、その名の通り、元々は測量業務を仕事にされている方向けに開発された手帳。
僕も土木系の会社にいた時は支給されていた。
測量野帳にもいろいろあって、水準測量という高さを求める測量で使用されるレベルブック(LEVEL BOOK)。
トランシットという角度を計測するために開発された測量野帳トランシットブック(TRANSIT BOOK)。
自由に何でも書き込める測量野帳スケッチブック(SKETCH BOOK)などがある。
会社の先輩に、耐水性の素材が使われている、雨などで水に濡れる状況でも使用できる耐水タイプの測量野帳をもらった時はうれしかった記憶がある。
測量野帳は建設現場などでハードに使用されることを意識して作られているので、かなり頑丈な仕様。
表紙が硬いため、手に持ったままの筆記に便利。
コンパクトなサイズなので持ち運びにも最適。
測量とは関係ないけど、株価や為替の価格を記入する場帳(ばちょう)にも使えそうな気がする。
(後日、場帳として使い始めてみた。
というわけで、久しぶりに測量野帳という言葉を目にして、僕もまた 欲しくなってきた。
その後結局、↑のレベルブック10冊セットをポチりました。届くのが楽しみ。
そしてまたその後・・・
一日で届きました!Amazon早い!
なにやら怪しげな包装。
コクヨ 測量野帳のレベルブック10冊セット。
使い切れるかな・・・
そして測量野帳について調べれば調べるほど、意外な人気があることが判明していく。
YouTubeでも、測量野帳の使い方などの動画がたくさんあった。
また、測量野帳を販売している?コクヨの公式 ONLINE SHOPでも、100人100の野帳特集というページで野帳ファンの投稿が多数掲載されている。
そして野帳を使う人たちのことをヤチョラーというらしい(笑)
日本野鳥の会をもじって、『日本野帳の会』でも作ろうかなと思ったら、Twitterのハッシュタグに既に存在していた!
ふとしたことで測量野帳を検索してみて、建設系現場の人しか使わないと思っていた測量野帳の人気に驚いている。
僕もしばらく野帳を普段使いの手帳として使ってみようと思う。
今日からヤチョラー!
60周年測量野帳限定ボックス
amazonでは、60周年測量野帳限定ボックスが。これは欲しい!というか、これも欲しい!
この60周年測量野帳限定ボックスは、野帳が6冊、専用のクリアカバーが1枚、限定オリジナルサコッシュがセットになっている。
野帳は、60周年限定表紙で可愛い動物が印刷されている。ポケットサイズの野帳をイメージした、ポケットのある動物がテーマ。
コアラはレベルブック。クリアカバーがかけられている。
穴掘りが得意なハリモグラはトランシットブック。
考古学者のウォンバットはスケッチブック
プロデューサーのカンガルーはオフセットブック。タテ開きを復刻。
横長・縦長どちらも使える。
フクロモモンガのカバンにはエブリブックが入っている。無地罫線を復刻。
ボーダー柄のフクロアリクイのカバンにはノートブックが入っている。初のヨコ罫。
測量野帳は、測量士のために1959年に発売され、今年(2019年)、60周年を迎えたそう。
スリムでコンパクト、立ったまま筆記できる硬い表紙が特徴。スマホのスケジュールアプリのようなデジタルにはない良さがあるね。プロはもちろん、個人でも使える普遍的なデザインもオススメ。
<追記>
先日購入したレベルブックを、為替価格のメモ(場帳)として使い始めてみた。
やはりこの野帳はもともと、数字を
書き込むことに適した手帳なので便利!